メンズビジネスシューズの選び方!おすすめの革靴とその理由を解説

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初めて購入する靴を紹介したブログのアイキャッチ
  • 最初はどんな靴を買えばいいの?
  • 状況に応じて靴を使い分けるって本当?
  • おすすめの靴があったら教えてほしい!

身だしなみは社会人としてのマナーの1つ。
社会人になるとスーツを着用する機会が増えるので、スーツに合わせる革靴は必需品と言えます。

いざ革靴を購入しようとするとあまりの靴の種類の多さや価格の違いに驚く方も多いのではないでしょうか?

トシ
トシ

自分も最初の一足を購入する時は、スタッフの方に話を伺いながら時間をかけて選んだので苦労しました。

購入当初こそ悩みましたが、今まで10足以上革靴を購入してきて靴選びにはある程度正解がある事が分かりました。

今回のブログでは「最初に購入するべき革靴」について解説します。

このブログをご覧頂ければ次の内容をご理解頂けます。

  • 1足目の靴選びで失敗しない3つの条件
  • TPOを意識した革靴の選び方
  • 購入するべき革靴
このブログの結論

一足目は色は『黒』『内羽根式』『ストレートチップ』を購入するべき。

二足目以降に購入をするべき革靴についてもその理由や、具体的な商品名を挙げて紹介します。
靴選びに悩んでいる方は是非、参考にしてみて下さい。

目次

1足目に購入するべき靴はストレートチップ

1足目に購入する靴は「ストレートチップ」と呼ばれるデザインの靴がおすすめです。
ストレートチップはつま先部分に横一文字が入ったシンプルなデザインの靴の事を指します。

靴屋さんに行くと必ず置いてあるデザインだね!

つま先の部分が別のパーツで縫い合わせていて、キャップを被った様に見える事から『キャップトゥ』とも呼ばれています。

様々なデザインの靴がありますが、ストレートチップをベースに改良された靴だと言われています。

トシ
トシ

次の条件を満たしている靴がフォーマルな靴と言われています。

  1. 紐靴
  2. 内羽根式
  3. 本革(スムースレザー)
内羽根式とは?

『内羽根式』とは靴紐を通す部分の革(レースステイ)が甲の革の下に潜り込んだようなデザインの事。反対に甲の皮の上にレースステイを縫い付けたデザインの物を『外羽根式』と呼びます。

この3つの条件を満たしている革靴は冠婚葬祭からビジネス、プライベートまで幅広い場所にはいていく事ができるので非常に重宝します。

この条件を満たしているデザインが「ストレートチップ」なんだね!

更に黒色の靴を選ぶことで場所を選ばずに使う事ができるので、最初の1足は黒を選ぶのがおすすめです。

最初の1足目にストレートチップを選んでおけば「履いていく靴がない!」と困る事が無くなります。

トシ
トシ

黒のストレートチップの革靴は持っていなくて困る事はありますが、持っていて困る事はありません。

なので1足目に購入する靴は黒のストレートチップがおすすめです。

1足目の靴選びで失敗しない3つの条件

1足目の靴選びで失敗しない条件

1足目の靴選びで失敗しない方法をもう少し深堀してみましょう。
次の3つの条件を満たした靴を購入すれば様々な場面で使う事ができ、使い勝手のよい靴を選ぶことができます。

  • 紐靴
  • 素材

さっきストレートチップでおすすめしていた内容とほとんど同じだね!

結論を出すと次のような靴を選ぶ事で、どんな場面に履いていっても恥ずかしくない1足を選ぶ事ができます。

  1. 内羽根式の靴
  2. 色は黒
  3. 牛革または合成皮脂を使用した靴

順番に解説していきます。

紐靴

紐靴の革靴

革靴は紐で止めるタイプの他にも、ストラップで固定するタイプ、紐を使用しないスリッポンタイプの靴など様々なデザインがあります。

トシ
トシ

その中で靴紐を使用するデザインの革靴が最もフォーマルなデザインとされています。

先程少しだけ触れましたが紐履の靴も「内羽根式」と「外羽根式」の二種類に分類されます。

外羽根式のデザインの方が羽根が大きく開き、躍動感のあるデザインなのでカジュアル寄りのデザインとされています。

外羽根式のデザインの革靴でも「冠婚葬祭で着用OK」と、紹介しているサイトもあるからそこまで気にする必要はないかもね!

ただ、内羽根式が最もフォーマルなデザインという意見は一致しているので特にこだわりが無ければ内羽根式のデザインを選ぶようにしましょう。

黒色の革靴を履いた人の足

1足目に購入する革靴の色は「黒」一択です。

ダークブラウンなども落ち着いた雰囲気で使い勝手が良いですが、黒の革靴と比較すると使える場面が限られます。

トシ
トシ

幅広い場面で使う事を想定して、1足目の革靴は黒のデザインの物を選ぶようにしましょう。

素材

革を大量に並べた画像

1足目に購入する素材は「牛革」「合成皮脂」の物を選びましょう。

「牛革」は革靴で使用される素材としては最もポピュラーなもので、紳士靴売り場で販売されている本革の靴のほとんどが牛革を使用して作られています。

丈夫でありながら柔らかさも兼ね備えており、きちんと手入れを行えば10年以上履き続ける事ができます。

トシ
トシ

手入れをしていく中で見た目が少しずつ変わっていくので「エイジング」を楽しめるのも牛革の魅力です!

もう1つおすすめの素材が「合成皮脂(合皮)」です。
本物の動物の皮を使用している牛革と異なり、合皮は布などの繊維を編み込んで作られています。

合皮の魅力はコスパに優れている事です。価格は牛革の半額以下で購入する事ができるので1足目から高価な靴に手を出せないという方には合皮を選ぶのも1つの手です。

最近の合皮を加工する技術が進化していて、パッと見ただけではプロの方でも判断が難しいんだって!

合皮は革靴が苦手とする水濡れに強いのも特徴の1つです。
牛革の様に水濡れでシミになる心配もなく、ある程度の水なら表面で弾いてくれるので雨用の靴としても人気があります。

ただし、合皮はビニールの様な素材なので牛革の様に長持ちさせる事ができません。

トシ
トシ

使用する頻度にもよりますが、2~3年程で靴の表面がボロボロと剥がれてしまいます。

どちらもメリットとデメリットがあるので、自分の目的や予算に合わせて素材を選びましょう。

「牛革」と「合皮」の選び方
  • 長く愛用するなら『牛革』
  • コスパを重視するなら『合皮』

この2種類の他にも革靴には様々な素材が使われております。
2足目以降の靴を選ぶ際の参考になるので、気になった方はこちらのブログもチェックしてみて下さい。

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ストレートチップはどんな場面でも使える万能な1足

革靴を履く際には「TPOを意識する」事が非常に重要です。

TPOとは?

「TPO」とは、Time(時間)Place(場所)Occasion(場面)の頭文字を取った略語の事です。
状況に合わせて言葉遣い服装行動をわきまえようという考え方の事をいいます。

イベントや行事で履く革靴を選ぶ際に大事な事はオシャレやセンスではなく会場の雰囲気に合わせて失敗しない革靴を選択する事です。

トシ
トシ

TPOを意識しなければいけないイベントや行事は、次のようなものが挙げられます。

  • 葬儀
  • 結婚式
  • 仕事
  • 子供の発表会

この様な各イベントでその会場で浮いてしまわないような革靴を選択する必要があります。
しかし、サイトや雑誌によって見解が異なるので「結局どれを履いていけばいいの?」と悩んでしまう方も多いはず。

トシ
トシ

自分も調べていてサイトによって意見が違うので、どれが正解なの分からなくなってしまいました。

葬儀の場合
賛成の意見反対の意見
外羽根式の靴相手を不快にさせない
デザインなので〇
内羽根式以外はNG
サメ革の靴魚類は海の塩で
清められているので〇
牛革以外はNG

・・・結局どれが正解なの?

この様に認識の違いや、国ごとの歴史的な背景などでも判断が変わってくるので判断が難しいところ。

ただ、どのサイトでも共通している点は「黒の内羽根式のストレートチップならOK」という事です。

トシ
トシ

「イベントごとに靴を使い分けたい」という方でなければ、靴はストレートチップを選んでおけばOKという事ですね!

NGな物に関してはグレーな部分が多く頭を悩ませてしまいますが、ある程度正解は決まっています。
繰り返しになりますがイベントや行事で履く革靴を履く時はセンスよりも失敗しない事が大事です。

どんな場面でも活躍してくれるストレートチップは1足目に最適なデザインなんだね!

【商品名あり】革靴を購入するおすすめ順番

購入すべき革靴の順番

次に革靴を購入する際におすすめの順番を具体的なデザインや商品名を挙げて紹介します。
「どんな靴を購入すればいいのか分からない」と悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

ここでは次の様に分けて解説するよ!

  1. 1足目に購入する靴
  2. 2~3足目に購入する靴
  3. 4足目以降に購入する靴

1足目に購入する靴

ストレートチップの革靴

1足目に購入する靴は「ストレートチップ」の革靴がおすすめです。

  • 内羽根式の紐靴
  • 牛革または合皮
  • 黒色

冠婚葬祭や仕事等どんな場面でも使用する事ができるので、この条件を満たした革靴を選ぶのがおすすめです。

トシ
トシ

革靴を取り扱っているお店なら必ず置いてあるデザインなので、入手しやすいのもおすすめするポイントです!

素材に関しては

  • 長く履きたいなら「牛革」
  • コスパを求めるなら「合皮」

と考えて頂ければOKです。

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合皮の革靴

2~3足目に購入する靴

プレーントゥの革靴

2足目から3足目に購入する革靴は次のようなデザインの靴がおすすめです。

  • 奇抜すぎないデザインの靴
  • 落ち着いた色の靴
  • 装飾が少ない靴
トシ
トシ

1足目に購入する革靴よりも、選択肢に幅を持たせる事が出来るので選択肢がぐっと増えます!

革靴を3足以上購入するのなら「ローテーション」についても考慮しましょう。
1足の靴を履き続けるよりも、3足用意してローテーションで回す事で良い状態で履き続ける事ができます。

ローテーションとは?

ローテーションとは「1日履いたら2日休ませる」という様に順番に履く靴を変えていくテクニックの事です。

人の足は1日にペットボトル1本分の汗をかくと言われていて、完全に湿気を抜くためには2日間程休ませる必要があると言われています。

> 革靴は3足以上でローテーション!悪臭対策や靴が長持ちする理由とは?

3足の靴で回す事で常に良い状態で履く事が出来るので悪臭を防ぎつつ、へたりにくくなるので靴が長持ちするようになります。

ローテーションを考えると2~3足目に購入する靴も3日に一度は履く事になるので、奇抜なデザインの革靴は避けるようにしましょう。

でも、同じ靴ばっかりだとつまらないよね。

ストレートチップとは違うデザインの靴がいいかな?

2足目~3足目に購入する革靴の具体例を挙げると次のようなデザインが挙げられます。

  • 「紐靴」または「スリッポンタイプ」
  • 色は「黒」または「濃茶」
  • 「穴飾り」などの装飾が無い物

靴紐の無いスリッポンタイプの靴は脱ぎ履きがしやすいのでビジネスマンにもおすすめです。

つま先部分の穴飾りや金具などの装飾が施された靴は使える場面が限定されています。
職場によっては問題がない場合もありますが、出張や相手の会社への訪問、プレゼンなど人前に出る事もあるので避けた方がいいでしょう。

トシ
トシ

具体的には次のようなデザインの靴がおすすめです。

  • プレーントゥ
  • ローファー
  • エラスティックシューズ
  • Vチップ・Uチップ

普段履く機会が多いので水濡れに強い素材を使用した雨用の靴を1足入れておくと、天気が悪い日でも安心です。

最近はゴアテックスを採用した革靴が人気だよね!

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スリッポンタイプ

4足目以降に購入する靴

モンクストラップの革靴おと手入れ道具

4足目以降に購入する靴は、1足目〜3足目で普段使いの靴を購入してあるのでどんなデザインの靴を購入してもOKです。

トシ
トシ

次の部分にこだわって選ぶと足元がグッと華やかになりますよ。

  • 素材
  • 装飾
  • デザイン

順番に解説していきます。

素材

革の端切れと足の木型

革靴に使われる素材は次のようなものが挙げられます。

  • 一般革(牛・豚・馬など)
  • エキゾチックレザー(ワニ・トカゲ・サメなど)
  • 加工革(ガラスレザー・エナメルなど)
  • その他の革(合皮など)
トシ
トシ

「牛革」は一般革、「合皮」はその他の革にあたります。

②エキゾチックレザーと③加工革は、牛革や合皮には無い魅力があります。

『エキゾチックレザー』は①一般革に含まれない哺乳類や爬虫類、魚類などの革の事。

変わった模様や鱗があり牛革には無い独特の雰囲気があるよね。

エキゾチックレザーを使用した革靴は牛革の革靴と比べて生産量が少なく、履いているだけで周りの方と差別化を図る事ができます。
ただし見た目のインパクトや手入れの難しさなど、良くも悪くも上級者向けの素材だと言えます。

『加工革』は革の表面をコーティングしたり、やすりがけをして毛羽立たせるなど革の表面を加工した素材の事。

一般革よりも価格が抑えられていて、水濡れに耐性があるものが多いから使いやすい素材だよ!

特に表面を毛羽立たせた「起毛革」は簡単にカジュアルな雰囲気を出せるのでオススメです。

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装飾

メダリオンの装飾が施された革靴

革靴にはシンプルなデザインの靴の他にも、様々な装飾が施されたデザインのものがあります。

トシ
トシ

元々は機能性を重視していたものが、今ではファッションの一部として取り入れられています。

装飾の例
  • ブローグ(穴飾り)
  • ストラップ(金具)
  • タッセル
  • ビット など

こういう装飾が施されている靴を履くと一気にお洒落な足元になるよね!

>> 装飾について詳しく紹介した記事はこちら

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整頓して並んでいる色違いの革靴

3足目までの靴には黒やダークブラウンなど落ち着いたカラーをおすすめしてきました。

4足目以降は自分の気に入ったカラーを購入してみましょう。

定番の2色以外だと明るめの茶色やワインレッド、ネイビーなんかの人気が高いよね!

トシ
トシ

自分もワインレッドの靴を持っていますが、色々な服装に合わせやすく非常に重宝しています。

デザイン

棚に並んだ様々なデザインの革靴

色々とこだわる部分があるのは分かったけど、逆にどんな靴を選べばいいのか分からなくなってきちゃったよ。

4足目以降に購入する革靴は自由度が高い代わりにどんな靴を購入すればいいのか迷ってしまいますよね。

トシ
トシ

今まで10足以上の靴を購入してきた自分が派手過ぎずに、合わせやすいお洒落なデザインの靴を3つに絞って紹介します。

おすすめしたいデザインは次の3種類です。

  • ウィングチップ
  • チャッカブーツ
  • モンクストラップ

ウィングチップ

『ウィングチップ』は甲の部分に入ったW型の革の切り替えが特徴的なデザインです。

「ブローグ」と呼ばれる穴飾りの装飾が靴全体に施されているのでとても華やかなデザインの靴です。

お洒落な靴の定番だよね!

【REGAL】ウィングチップ 2589N

チャッカブーツ

『チャッカブーツ』はくるぶし部分まで高さがある3ホールのブーツの事です。

甲からつま先にかけて装飾が施されていないシンプルなものが多く、2足目~3足目に購入するべき革靴で紹介したプレーントゥをちょっとだけお洒落にしたようなデザインです。

トシ
トシ

自分もチャッカブーツを所有していますが、様々な服に合わせやすく重宝しています。
スーツスタイルにもおすすめです。

【REGAL】チャッカブーツ 55NRBAW

モンクストラップ

『モンクストラップ』はバックルと呼ばれる金具で固定するデザインの靴の事。

金具のインパクトと甲を覆う特徴的な甲革が紐靴に無い魅力を演出してくれます。

トシ
トシ

落ち着いた色を選べばビジネスシーンでも活躍してくれる1足です。

まとめ

今回は1足目から購入するべき革靴について商品名を挙げながら解説させて頂きました。

持っている靴の数によって選択肢が増えていきますが、まず最初に定番のデザインの靴を購入するとどんな場面でも困る事が無くなります。

1足目に買うべきデザイン

「黒色」「内羽根式」「ストレートチップ」

様々なブランドから販売されているデザインなので、自分の気に入ってるブランドがあればそのブランドから購入して下さい。

トシ
トシ

もし、靴選びに迷っている方は今回紹介した靴を参考にしてみて下さい。

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