靴を購入する際にサイズ感に悩んでハーフサイズ大きい物を購入した結果「サイズを上げない方が良かった・・・」と後悔した事はありませんか?

ぴったりのサイズで購入すると足に馴染むまでが非常に辛いので悩みますよね。
自分も以前、『Raymar』で靴を購入した際にハーフサイズ上の靴を買いましたが時間が経つにつれてカカトが少し浮いてしまうのが気になるようになりました。
何か方法はないかと調べたところ、Raymarでインソールを販売している事を知り実際に店舗にお邪魔してサイズ感を確かめに行ってきたのでその時の内容を紹介させて頂きたいと思います。
このブログをご覧いただければ以下の内容がご理解頂けます。
- Raymarとは?
- インソールを入れるメリット
- インソールはどんな人におすすめ?
是非、最後までご覧ください。
Raymar(レイマー)とは?

Raymar(レイマー)とは静岡県焼津市に事務所を構える(有)サンレイが展開する革靴ブランドの事です。
発足してからまだ歴史の浅いブランドですが「コスパの良さ」や「品質の高さ」から、雑誌にで紹介されるなど革靴好きの間で有名なブランドです。

実店舗を持たなかったり、宣伝してなかったり色々な企業努力で価格を抑えているんだよね~

代表取締役の大石さんも気さくで靴に対する思いが強く非常に素晴らしいブランドです!
レイマーについてはこちらのブログで詳しく紹介しておりますので是非、併せてご覧ください。
(有)サンレイにお邪魔しました
今回は靴ではなくインソールを購入する為にレイマーの事務所にお邪魔してきました。
インソールを検討している靴は以前、レイマーで購入した『エノレーン(Enolane)』というモデル。

当初は26.5cmを購入する予定でしたが、色々と諸事情が重なりハーフサイズ上の27cmで購入しました。
購入直後は特に違和感なく「ハーフサイズ上げて良かった」とすら考えておりました。

ですが、履き込んで靴が足に馴染んでいく内に、少しカカトが浮いてしまう事が気になり始めました。
多少の違和感程度だったのですが一度気になり始めてしまうと気になってしまうものですね。
何かいい対処法がないかと色々と調べていたところ、レイマーからインソールが販売されている事が分かりました。(Raymarの販売はYahoo!ショッピングのみ)
ネットからでも購入する事も可能ですが、実際の使用感を確かめてみたかったので実際に店舗にお邪魔する事に。
今までインソールは、中敷きがボロボロになった時に交換するもの。
また、クッション性の高いインソールを入れる事で、履き心地を良くしたり、足や膝の負担を軽減したりする目的で使用すると考えていました。

調べてみるとインソールはサイズの微調整にうってつけとの事。
インソールを試した事がなかったので、これを機にチャレンジする事にしました。

こちらが(有)サンレイさんの事務所。
焼津駅南口から歩いて約15分で着きました。道も2回程曲がるだけだったので分かりやすいです。
事務所にお邪魔すると、今までの作品や新作の商品が綺麗に陳列されていました。
これを観に行くだけでも十分価値があると思います。

現在は新型コロナウイルスの対策で来店人数を制限されているとの事。

事務所にお邪魔する場合は、事前にアポ取りをしてからにしましょう。
Raymar(レイマー) インソール
こちらが今回お願いしていたインソールです。

これまで購入者の方から「既製品のインソールだとフィットしない」、「サイズ調整できるインソールが欲しい」などの要望が多く寄せられ製作に至ったそうです。
【RAYMAR専用】 サイズ調整用 牛革インソール
- 素材 : 牛革(ナチュラルフィニッシュ)
- 厚さ : 3mm
- 価格 : \2,850 (in tax)
インソールを注文する前に木型と足のサイズを事前に連絡しておく必要があります。
なんとこちらのインソールは注文を受けてから職人の方が木型やサイズに合わせて1つ1つ手作業で切り出して作られているそうです。

自分の靴の形状に合わせてカットするなどの手間は一切不要です♪
また、中に敷いてあるインソールを剥がす必要もなく、そのままインソールを入れればいいので誰でも簡単に取り付けできるのも嬉しいポイントです。

注文したタイミングによって入荷までに時間がかかるみたいだよ!
木型はレイマーの定番の5種類の中から選べます。
- 0401番
- 5722番
- 2022番
- 0027番
- 1043番

この他の木型は選べないので注意しましょう。
自分の靴のモデルがどの木型なのか分からない場合は、商品ページに記載されているのでチェックしてみて下さい。
インソールを入れるメリット

インソールを入れる最大のメリットはサイズを微調整できる事。
靴の中にインソールを挟む事で靴内部の密度が高くなり、より靴と足のフィット感が増す事でサイズ調整を行う事ができます。

履き込んだのちにフィットする様に最初は大きめに作っているそうです!
厚さも3mmと厚めに作られています。
履き込むんでいく内に徐々に沈み込んで履き心地が良くなるようにあえて厚くしているそうです。

インソールを入れる事でハーフサイズ調整できるようにしているんだって!
大石さんによると「履き慣れるまでは違和感があるかもしれません」との事でしたが、フィット感が増して気になっていたカカト浮きが解消され、殆ど違和感はありませんでした。
そのままインソールを入れて帰ったところ普段、痛みが出ない部分に痛みがあったので、インソールの効果を実感しました。
インソールはこんな方におすすめ
インソールは次のような方におすすめです。
- 修行が嫌いな方
- 幅広・甲高の方

(修行ってなんだ・・・?)
「修行」とは革靴を購入する際に、ジャストサイズからあえてハーフサイズ落として購入する事。
履き込んで革靴が足に馴染んだ時にフィットさせる方法を言います。
革靴好きの方はこの方法で購入される方が多く、靴が馴染むまでは痛みが伴い、履く事もままならない事も。

その痛みに耐える事から「修行」と表現されているんですね。
会話の中でもこの話題になりました。
自分は修行が苦手なのでチャレンジした事はないのですが、大石さんは以前に何度もチャレンジされてきたそうです。
でも、履くと痛いと分かっている靴を履き続けるのは、どんなに大切な靴でも履くのが嫌になってしまったそうです。

実際に痛みに耐えられずに靴を手放してしまう方も多いそうです。
痛みに耐えている間もひどい靴ズレやマメ、足の痛みなど最悪の場合はケガに繋がってしまう事も・・・。
その結果、ケガした部分をかばう様に歩いて変な癖がついてしまう。
そういった方々を見て「そんな無理をしてまであえて修行をする必要があるのか」と疑問に思われたそうです。

その思いもインソールの製作に繋がったのかもしれないね!
自分の様に幅広の方や甲高の方は特にハーフサイズ落とすというのは非常に大変だと思います。
無理してハーフサイズ落とさなくても、自分の足に合ったサイズの靴を購入。
その後、革靴が馴染んできて小さいと感じた際に、インソールで調整するのも1つの考え方なのではないでしょうか?
自分は偶然ですが余裕のあるサイズを購入して、無理なく靴を育ててからインソールを入れてジャストサイズの靴を手に入れる事ができました。

どちらが正解という訳ではありませんが、アイデアの1つとして覚えておいて損はないと思います!
まとめ
今までは自分の足に本当に合う靴は修行をして手に入れないといけないと考えていましたがインソールでサイズ調節ができる事が分かり少しだけ心が軽くなった気がしました。
自分の様に「無理して修行をしたくない・・・」とお考えの方はインソールを試してみてはいかがでしょうか?