リアット(Riat!)でかかとの修理をしてみた!気になる時間やお値段は?
- 靴の修理ってなんだか高そう・・・
- どんなタイミングで修理に出せばいいのか分からない
- おすすめのお店はないの?
「靴の修理って高額なんじゃないの?」
こんなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
「靴は消耗品」として考えている方が多く、修理を出した事がない人が大半なので、修理代金の相場が分からないはしょうがないと思います。
自分も「靴の修理は1万円以上する非常に高額なもの」だと考えていました。
しかし、靴の修理は適切なタイミングで行えば、想像より安く抑えられます。
本記事では、自分の靴を靴の修理店「Riat!」で修理を依頼した時の体験談について紹介させて頂きます。
- 交換するタイミング・目安
- 修理費用・期間
- 修理の仕上がり
「靴の修理って思っていたほど高くない」と思ってもらえると思います。
靴を修理に出すか、悩んでいる方は参考にして下さい。
往復送料無料!靴の修理も対応!
当ブログでは、1足目に購入する革靴の選び方から、手入れの方法や必要な道具を画像付きで詳しく紹介しております。
是非、チェックしてみて下さい。
靴のかかとを修理するタイミングは?
靴って高い靴を購入するよりも安い靴を短期間で買い直した方がいいんじゃないんの?
自分も同じ様に考えており、周囲でもこうした意見が目立ちます。
しかし、ちゃんとした靴を定期的に手入れを行えば、10年以上履き続けられます。
なので、安い靴を何度も買い続けるよりも、3万円程度の高級紳士靴を購入した方が長い目で見ると満足度・コスパともに優れます。
気に入った物を身に着けていると背筋がぐっと伸びますよね!
しかし、靴を手入れをし大切に扱っていても修理が必要になってきます。
写真の靴は、実際に修理に出したREGALのストレートチップの革靴です。
かかとの部分がすり減ってるね!
靴を履いていて、最も消耗が激しいのがカカトの部分です。
体重がかかった時に踏ん張りが効かず、そのまま転倒してしまったり、劣化した部分から水が染み込んでしまったりデメリットしかありません。
なので、早い段階での修理をおすすめします。
また、カカトの部分は大きく分けて「ヒールリフト」と「トップリフト」という2つのパーツで作られています。
トップリフト?ヒールリフト?
画像をご覧いただくと黄色い線の部分で2つに分かれているのがお分かり頂けると思います。
黄色い線より上の部分がヒールリフト、下の部分がトップリフトです。
ヒール・リフト(heel lift)とは、ヒールにおける革の積み上げのことです。
ヒール全体のうちで地面に接している部分をヒールトップリフトと呼び、その上部をヒールブロックと言います。ヒールブロックには合成ゴムや木、プラスチックなどあらゆる素材が用いられますが、数枚の革を積み上げることで成型する「スタック・ヒール」などのヒールブロックを特にヒール・リフトと呼びます。
出典 Spica
ヒールトップリフト(heel top lift)とは、ヒール本体を保護するために取り付けられるパーツのことです。「トップ・リフト」「トップ・ピース」「化粧」「化粧革」などと呼ばれることもあります。
度重なる歩行によってヒールが擦り減ってしまったとしても、ヒールブロック(ヒールの本体)が無事であれば、ヒールトップリフトを交換するだけで靴を長く使用することができます。
ヒールトップリフトに用いられる素材は革靴であれば皮革素材が多いですが、最近では滑り止め効果のある合成樹脂のゴム素材が使用されることも多く、一般的になっています。出典 Spica
靴底にヒールリフト→トップリフトの順に取り付ける事で、カカト部分の高さを作り出します。
カカト部分がすり減ってきてもトップリフトを交換すれば、新品のような状態に戻せます。
問題なのがカカトがすり減っても、修理をせず履き続けてしまう事!
早い段階で修理すれば、トップリフトの交換だけで済みます。
しかし、そのまま履き続けてしまうと、ヒールリフトまで削れてしまいます。
カカト部分の修理の時にトップリフトの交換だけではなく、ヒールリフトの部分の補修・交換が必要になり工賃が高くなります。
限界まで履こうと思ってたけど良くないんだね。
できるだけ早い段階で修理する事をおすすめします!
今回自分が修理に出す靴は、トップヒールの残りが約1mm程しかなかなく、本当にぎりぎりまで粘りました。
トップヒールの残りが3mm程度になったら交換を検討しましょう。
調べてみると自分で補修する道具も販売されているんだね!
補修剤だけではなくラバーをビスで打ち付けて固定するタイプの物など、様々なタイプの補修キットが販売されています。
自分も一度チャレンジしましたが、散々な仕上がりになり、人に見せられるものではありませんでした…。
- 仕上がりが汚くなる
- ボコボコになって歩き心地が悪い
など、結局補修しても長くは持たず靴を買い替える事になりました。
道具代・自分で作業する労力を考えると、お店に依頼した方が仕上がりも綺麗に仕上がります。
なによりも、プロの職人の方が修理してくれるという安心感があります。
腕に自信がない方は修理店にお願いしましょう。
往復送料無料!靴の修理も対応!
リアット(Riat)で修理を依頼
今回はリアット(Riat!)さんで修理をお願いしました。
ショッピングモールや百貨店にも入っているので、見た事があるという方も多いと思います。
リアットは、靴の修理以外にも様々な修理にも対応してくれます。
- 靴の修理
- バッグの修理
- クレンジング・ケア
- 合鍵の作製
特に、靴の修理のメニューは豊富でかかとの交換以外にも、ソールの交換や靴磨きも対応してくれます。
レザーソールだけじゃなくて、ビブラムソールなんかもあって種類がたくさんあるね!
スニーカーのソール交換も可能です!
靴クリームやクリーナー、防水スプレーなども一緒に販売されていて、使用方法などについても気軽に相談できます。
カカト部分を見てもらった結果、ヒールトップの交換のみで大丈夫だったので、料金は前払いで税込み2,750円。
クレジットカードにも対応しています!
自分は来店時間が夕方だったので不可でしたが、作業内容によっては当日でも渡しも可能だそうです。
簡単な説明を受けて、ビブラム社のヒールトップに交換してもらう事になりました。
往復送料無料!靴の修理も対応!
仕上がり
夕方に預けて翌日のお昼に取りに行きました
こちらが修理した後の靴です。
カカト部分が新品のように生まれ変わりました。
自分で補修した時は、補修材が横にはみ出してしまいました。
見栄えが悪く、ボコボコになりましたが、やはりプロの職人の方はすごいなと感じました。
側面から見てもしっかりと水平になっていて完璧な仕上がりです。
接着剤と3か所釘打ちして固定されてます。
Amazonでも、ビブラム社のトップヒールを販売してます。
コメントを見ると、ヒールリフトに合わせてカットするのが難しいという意見を多く見かけました。
その辺りも全く問題ありません。
手間を考えると、3,000円以下で修理をしてもらえるのは非常にコスパが良いと感じました。
ただし、一つ気になる点が・・・
よく見てみると、ヒールリフトとトップヒールの間に薄い層が出来ています。
自分のイメージではトップヒールを全て剥がしてから新しいものを貼り直すものだと考えていました。
この様に以前のものを残して、その上から貼付けるのが一般的なのでしょうか?
ご存じの方がいらっしゃいましたらコメントをお願いします。
気になる点はありましたが、仕上がりには大満足でした。これでまた大事に履き込んでいこうと思います。
まとめ
- 早い段階で修理に出せば修理代は安く抑えられる
- トップヒールが3mm程度になったら交換する
- トップヒールの修理だけなら3,000円以下
本記事では、リアットで修理した体験談について紹介させて頂きました。
靴の修理は高いと思われがちですが、実際は適切なタイミングで修理に出せば、低価格で修理できました。
仕上がりも素晴らしいので、靴の修理をお考えの方はお近くの修理店に足を運んでみてはいかがでしょうか?
近くにお店がない方はリアット!がおすすめです。
郵送での修理に対応しており、往復の送料が無料。仕上がりのクオリティも高いです。
往復送料無料!靴の修理も対応!
コメント