【これは買い!】WREN’S(ウレンズ)デリケートジェルの使い方を解説!
- デリケートクリームってどんなクリーム?
- エナメルや爬虫類革にも使えるクリームってないの?
- 『WREN’S』って聞いた事がないけどどんなブランドなの?
繊細な素材や革の状態が悪い靴の手入れに使用するクリームとして有名なのが『デリケートクリーム』。
特にM.モゥブレィのデリケートクリームの人気が高いですよね!
そんなM.モゥブレィの商品と並んでおすすめしたいクリームが『WREN’S(ウレンズ)』のデリケートジェルです。
日本で取り扱われるようになってから日も浅いので知名度はそれほど高くはありませんが、100年以上の歴史を持つ超が付くほどの老舗ブランドです。
今回は『WREN’S』のデリケートジェルについて徹底解説していきます。
このブログをご覧いただければ次の内容をご理解頂けます。
- ウレンズってどんなブランド?
- デリケートジェルの特徴
- デリケートジェルを使った手入れ方法
自分も実際に購入して使用してみました。
とても扱いやすく香りもとてもいいのでどんな方にもおすすめできるクリームだと感じました。
画像付きで詳しく解説していきますので是非、最後までご覧下さい。
『WREN’S(ウレンズ)』ってどんなブランド?
『WREN’S(ウレンズ)』ってどんなブランドなの?
「WREN’S」は1889年にイギリスのノーザンプトンにてウィリアム・エドワード・ウレン氏が立ち上げられたブランドです。
誕生してから既に130年以上の歴史を誇ります。
1936年から1964年の約30年近くの間「Royal Warrant (英国王室御用達)」に認定されていました。
1936年から1952年の間、国王ジョージ6世が王立軍用ポリッシュ供給ブランドにした事も有名です!
1892年からの3年の間にThe Leather Trades Exhibition【レザー貿易展示会】で最優秀賞を受賞しました。
欧州では非常に人気の高いブランドなのですが、日本で取り扱われるようになったのは2018年からとここ数年なので国内では認知度はまだまだ低いのが現状です。
靴磨きのメーカーって言われるとコロンブスとか、サフィールを展開するアベルってイメージだもんね。
WREN’S デリケートジェルの特徴!デリケートクリームとの違いは?
商品名 | デリケートジェル |
ブランド | WREN’S |
価格 (¥) | 900 |
容量 ( ml) | 50ml |
色 | ニュートラル |
成分 | ろう ・ 油脂 ・ 有機溶剤 |
種類 | 乳化性 |
デリケートジェルは革製品用栄養保革クリームです。
靴クリームと比べると油分・蝋分が少なく水分量が多いのでクリーム自体の伸びが良く、塗り広げやすいので靴磨きを始めたばかりの方にもおすすめできます。
シミになりにくいのも嬉しいポイント。
蝋分が少ないので靴クリームとは異なりマットな質感に仕上がります!
艶を出したくない靴の手入れをする時に重宝しますよ!
デリケートジェルは次のような時に使用するのがおすすめです。
- プレメンテナンス
- フルメンテナンス
- 乾燥している靴の手入れ
「プレメンテナンス」は革靴を購入してから履き下ろす前に行う、一番最初のメンテナンスの事。
「フルメンテナンス」は定期的に行う汚れ落としからワックスで仕上げる全工程を行う手入れの事です。
水に濡れた後
雨に濡れて乾いた靴は乾燥してしまっているので靴クリームよりもシミになりづらいデリケートジェルから使うようにしましょう!
有機溶剤も含まれているのでちょっとした汚れなら落とす効果も期待できます。
デリケートジェルは靴クリームの代わりになるというより、靴クリームを使う前に挟む事でより革の状態を良くしてくれるというイメージです!
個人的には単体で使うというよりも靴クリームと併用するのがおすすめです。
デリケートクリーム(ジェル)の使い方についてはこちらのブログで詳しく紹介しておりますので併せてご覧ください。
デリケートクリームは様々な素材に使用する事ができる
繊細な素材の手入れの際に使用するデリケートクリームと同様に幅広い素材に使う事ができます。
革靴の手入れの他にレザーの鞄やジャケット、キーケースや財布などの小物にも使えます!
クリームの伸びがいいって事はレザージャケットとか、革張りのソファーといった大きな革製品にも問題なく使えるね!
デリケートジェルの特徴他のクリームでは使用を控える様に言われているは『エナメルレザー』や『エキゾチックレザー』等にも使用できると明記されている点です。
使用できると明記されている素材には次の様なものがあります。
- エナメルレザー
- エキゾチック(爬虫類)レザー
- メタリックレザー
- オイルレザー
WREN’Sのデリケートクリームは香りがピカ一
デリケートジェルを使ってみて驚いたのが香りの良さです。
靴クリームではクレム1925やアーティストパレットとなど香りの良い物もありますが少しだけ溶剤の臭いが鼻につきます。
同じ水分量の多いM.モゥブレィのデリケートクリームは嫌な臭いではないのですがどこか無機質な香りがします。
WREN’Sのデリケートジェルはとても香りがいいです。
芳香剤のようなフローラルな香りで他のシューケアグッズと比べると断トツで香りが良いです。
性能に大きな違いが無いのなら香りだけでWREN’Sのデリケートジェルを使おうと考えてしまうくらいに個人的に好みの匂いです。
デリケートクリームとデリケートジェルは同じ系統の商品
M.モゥブレィは「デリケートクリーム」でWREN’Sは「デリケートジェル」ってちょっと商品名が違うけど何か違いってあるの?
どちらの商品も油分・蝋分を抑えて水分量を多くしているクリームなので基本的には同じ系統の商品と考えて頂ければOKです。
一番違うと感じるのがクリームの質感です。
デリケートジェルは『ジェル』という名前が付けられている通り角が経つくらいの固さがあるのに対しデリケートクリームは置いておくと平らになります。
両方塗り比べてみましたが大きな違いは感じませんでした。
この点については好みの問題だと思います。
WREN’Sのデリケートジェルで少しだけ気になるのが取扱店舗がほとんどない事です。
Amazonや楽天市場では取り扱われているので簡単に購入する事はできるのですが、実際に実物を見てから購入を検討したいと考えている方にはデメリットと言えます。
自分は近所のシューケアグッズの販売店で見かけた事は一度もありません。
ただ、実力は折り紙付きで静岡の靴磨き専門店『丸屋』さんでもWREN’Sのデリケートジェルを使用されていました。
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