防水スプレーの正しい使い方と効果は?革靴磨き歴7年の私が徹底解説!
- 防水スプレーって靴に使うべきなの?
- 革靴に使うと靴に悪そう・・・
- どんなスプレーを買えばいいのか教えてほしい!
防水スプレーと聞くと撥水加工を施すスプレーだというイメージが強く、カッパやレインシューズなどの雨具にしか使用しないのでは?とお考えの方が多いのではないでしょうか?
それだけではなく「エナメルの靴に使用すると表面が曇ってしまう」、「高いスニーカーには使用したくない!」など防水スプレーを使用すると靴に悪影響を及ぼすという印象を持っている方も多く使わない方がいいという悲観的な意見が多いように感じます。
自分も、以前は「靴に防水スプレーは必要ない」と考えていました。
しかし、防水スプレーの使用方法や効果を実感する事で「防水スプレーは使用するべき」と考えが変わっていきました。
- 防水スプレーの効果・頻度
- 防水スプレーの使い方
- 靴に最適な防水スプレー
防水スプレーは使用することで靴が水濡れに強くなるだけではなく、汚れが付着しづらくなり手入れが簡単になるので必ず使用するべきだと考えています。
是非、最後までご覧下さい!
防水スプレーを使う事で革靴を水濡れ・汚れから守る
防水スプレーってどんな道具なの?
防水スプレーとはその名前の通り、スプレーで靴の表面をコーティングして水濡れから防ぐ効果があります。
「革靴は水濡れに弱い」と言われています。
これは濡れた革から水分が抜けると、柔軟性が無くなり靴が固くなります。
そのままの状態で履いてしまうと履き心地が悪くなるだけではなく、履きジワ部分にクラック(ひび割れ)が入ってしまったりシミになりやすくなります。
クラックが入っちゃうと履けなくなっちゃうからね・・・。
革が水に濡れてしまうと様々なデメリットがあるので「革は水に弱い」と言われています。
防水スプレーを事前に使用しておく事で、革靴を水濡れから守る事ができます!
濡れ防止のスプレーも大きく分けて防水タイプと撥水タイプの2種類があります。
- 防水・・・水の浸透を防ぐ
- 撥水・・・表面部分で水を弾く
用語の意味は少し異なります。
メーカーによっては「防水スプレー」、「撥水スプレー」と違った名前で販売されている場合がありますが基本的に大きな違いはありません。
防水スプレーを使用すると細かいミストが噴射され、吹きかけるだけで靴に防水機能を施す事ができます。
スニーカーやスエード、ヌバック、キャンバスなど様々な素材に使う事ができます。
『ヌバック』はティンバーランド。
『スエード』はニューバランス、『キャンバス』はオールスターで使用される事が多い素材だよね!
靴以外にもバッグやカバン、傘やカッパなどの元々雨や水などに強い加工が施されている商品の効果を復活させる事ができるので用途は多岐にわたります。
防水スプレーには撥水効果の他にも汚れが付着しづらくなるという効果があります。
新しく購入した靴を履き下ろす前にスプレーを噴きかけておくと汚れを弾いてくれるので、綺麗な状態をキープする事ができます。
革靴だけではなく、スニーカー等でも使えるテクニックなので覚えておきましょう!
- 革は水濡れに弱い
- 水濡れ・汚れから靴を保護する
防水スプレーは2種類(フッ素・シリコン)
防水スプレーは大きく分けて次の2種類に分類されます。
- シリコンタイプの防水スプレー
- フッ素タイプの防水スプレー
革靴に使用する防水スプレーはフッ素タイプ一択です。
革は繊維の隙間から空気を通したり、湿気を放出しています。フッ素タイプの防水スプレーを使用する事で通気性を確保しつつ撥水効果を与える事ができます。
一方のシリコンタイプの防水スプレーはシリコンで革の表面をコーティングするので、空気の通り道も塞いでしまいます。
それぞれの特徴を簡単にまとめるとこんな感じ!
通気性 | 持続力 | 即効性 | 水性汚れ | 油性汚れ | 使える素材 | |
シリコンタイプ | 強い | 弱い | 衣類・雨具など | |||
フッ素タイプ | 強い | 強い | 革靴・バッグ 衣類・スニーカーなど |
以上の事を念頭において「シリコン」と、「フッ素」の違いを見ていきましょう!
シリコンタイプ
シリコンタイプの防水スプレーは表面をシリコンで全面的にコーティングするので水の浸水を防ぐ効果が長続きします。
シリコンの特徴を見ていこう!
- 高い撥水効果
- 即効性と高い持続力
シリコンタイプのスプレーの特徴は撥水効果の高さです。
靴表面の繊維の隙間を埋めるようにコーティングして水の浸水を防ぐ事ができます。
革の表面を見えない膜で覆うようなイメージです!
膜を作る事で靴を水から完璧に守る事ができ、後述するフッ素タイプのスプレーと比較すると剝がれにくいので効果が長い間持続します。
使用した直後から効果が実感できる即効性も大きなメリット。
- 油汚れに弱い
- 通気性が悪く、革に悪影響
シリコンは水には強いのですが油性の汚れを弾く事は難しく、日常の油汚れ(ラーメンの汁、餃子のタレなど)には弱いです。
シリコン自体が油性だから乾燥した革に使用すると浸透してシミになっちゃう事も・・・
染み込んだ油分が革の変色してしまったり、塗り重ねるとシリコンの膜が厚くなり革が固くなる原因に繋がります。
先程メリットとして「表面を隙間なくコーティングして水の侵入を防ぐ」と紹介しました。
言い換えると「通気性が損なわれる」というデメリットとしても考えられます。
通気性が悪くなると革に悪影響を及ぼすだけではなく、シリコンを綺麗に落とすのが難しく栄養補給を行う靴クリームの浸透を妨げる原因にもなります。
フッ素タイプ
フッ素タイプのスプレーは通気性を損なわずに、様々な素材に使用できる汎用性の高さが特徴です。
靴用の防水スプレーとして販売されている物はほとんどが『フッ素タイプ』になります。
フッ素タイプのメリットとデメリットを見ていきましょう。
- 水と油を弾く
- 使用する素材を選ばない
- 通気性に優れてい
フッ素タイプの防水スプレーのメリット
1つ目のメリットはフッ素タイプの防水スプレーは水以外の成分からも靴を守る事です。
繊維の1本1本に『フッ素系撥水・撥油剤』を浸透させる事で靴を水濡れだけではなく油分、汚れなどを弾きます。
繊維をコーティングするから汚れが付きにくくなるんだね!
2つ目はフッ素タイプのスプレーは素材を選ばずに使用できる事。
シリコンタイプのスプレーは素材に浸透して表面に膜を作るものなので使用する素材には気をつける必要があります。
しかし、フッ素タイプのスプレーは繊維に自体に浸透させるものなので、革靴やレザーアイテムなど幅広い素材に使用する事ができます。
ただし使用を控える素材として挙げられている物もあるので、商品のラベルをチェックしてから使用しましょう。
素材によっては殆ど効果が期待できないものや使用する事でかえって見た目が悪くなってしまうものがあります。
3つ目としてフッ素タイプのスプレーは通気性に優れている点です。
繊維自体に浸透して撥水機能をもたらすので、繊維の隙間から空気が通る事ができるので通気性は問題ありません。
革の表面を覆っちゃうシリコンとは大きく違うところだね!
- 効果が長続きしない
- 即効性がない
フッ素タイプの防水スプレーのデメリット
フッ素タイプの防水スプレーは効果が長続きしないという特徴があります。
フッ素樹脂が繊維に付着している間だけ水を弾いてくれるのですが、シリコンの様に革に浸透する訳ではないので効果が持続しません。
メーカーによって説明は異なりますが、1日で効果が切れる事もあるようですね。
歩行する度に革の繊維が動くので、用途によっては更に効果が短くなる事も考えられます。
摩擦に弱いので「靴をぶつける」、「擦る」といった外的要因ですぐに剥がれてしまうので履いている間も注意が必要と言えます。
また、フッ素樹脂が繊維に吸着するまでに時間を置く必要があります。
自宅に居る時などは履く前に防水スプレーを使い時間を置いておけばいいけど、外出先で急に雨が降ってきたらそうもいかないよね。
防水スプレーを革靴に使うのはNG?ワックスでOK?
調べてみたところ、「本革に塗布しても問題ない」との意見を見かけました。
逆に「悪影響を与える」と紹介していたりと意見が分かれている事が分かりました。
反対派の意見を調べてみると「シリコンタイプ」のスプレーに関する意見が大半で「フッ素」と「シリコン」の特徴が混ざっている方が多いように感じました。
紳士靴コーナーの販売員の方にお話しを伺いましたが『フッ素タイプのスプレーだったら革靴に使用しても問題ない』との事。
反対に『シリコンタイプの物は靴の通気性が悪くなる・シミができやすいなどの理由でおすすめはしない』との事でした。
スプレーの特徴を理解すれば問題が無いって事が分かるね!
靴用の防水スプレーとして販売されているものはほとんどが『フッ素タイプのスプレー』だから心配ないみたいだよ。
ただ、反対派の意見にはこのような意見もありました。
- 綺麗に仕上げても防水スプレーを使うと曇ってしまう
- 表面に水垢がついてしまう
防水スプレーを使用すること見た目が悪くなり「せっかく綺麗に仕上げたのに台無し・・・」と感じる方も多いようです。
本革の靴なら防水スプレーが乾燥した後にネルなど、柔らかい生地で乾拭きをしましょう。
すると、水滴が消えて艶が戻るので安心してください。
それでも「本革の靴に防水スプレーを使用したくない!」という方には次の2つの方法がおすすめです。
レインシューズカバーを使う
1つ目が『レインシューズカバー』は靴専用の防水カバーの事です。
伸縮性の高いゴムなのでどんな形の靴にもフィットするので1つ持っておくと急な雨に降られた時にも対処する事ができます。
コンパクトに折りたたむ事ができるので持ち運びにも優れている点も〇。
鞄に収納でき、私も通勤バッグの中に忍ばせています。
『長時間の使用に不向き』、『大理石やマンホールなどの上は滑りやすい』というデメリットがありますが選択肢の1つとしてはおすすめです。
靴用のワックスを使う
2つ目が『靴用のワックスを使う事』です。
靴用のワックスは光沢を出して艶を出す以外にも「靴を傷から守る」、「水濡れから靴を守る」といった効果があります。
革靴の場合は見た目も重視されるから、防水スプレーよりもワックスの方が条件的にぴったりだよね!
「履きジワ部分には厚塗りできない」、「防水スプレーより撥水性能が劣る」など気になる部分はあります。
しかし、雨天の中での使用を考慮しないのであれば靴用のワックスで十分と言えます。
防水スプレーの効果はどのくらい続く?使用頻度は?
使った方がいいって事は分かったけどどのタイミングで使えばいいの?
防水スプレーの効果は使用頻度や商品によって異なりますが1日過ぎると効果が半減、2日経過すると効果が無くなると言われています。
特にフッ素タイプの防水スプレーは素材自体の通気性を確保する為に2週間くらいでフッ素樹脂が無くなる様に設計されています。
1回使用しておけばOKという訳ではなく、定期的に使用する必要があります。
頻繁に履く靴なら8回から10回ほど履いたら1回防水スプレーを使うようにしましょう。
その他の靴では次のタイミングで防水スプレーを使用するのがおすすめです。
- 履く前日
- 商品を購入して履き下ろす前
① 履く前日
防水スプレーの効果を最大限に発揮する為には靴を履く前日にスプレーをしておきましょう。
防水スプレーの性能を最大限に発揮したいという方は、出かける30分くらい前に防水スプレーを使用しましょう!
ただ、スニーカーや起毛素材の靴なら問題ないのですが本革の靴の場合は水垢が残ってしまうので乾拭き等の手入れが必要になります。
外出直前にそこまで時間をかけるのは面倒ですよね?
なので本革の場合は外出する前日に防水スプレーを使用しておいて、朝起きたら柔らかい布やグローブクロスなどで磨くとストレスなく支度する事ができるのでおすすめです。
先程8回から10回履いたら使うと紹介しましたが、調べてみると防水スプレーを使用するタイミングに関しては様々な意見があります。
- 履いた後に使用すればOK
- 最低でも週に1回
- 月に1回使えば十分
- 撥水効果が無くなったら
靴を使う頻度やスプレーの性能によっても効果に違いがあるので正解を断言するのは難しいです。
実際に自分の靴でも、1か月前に使用した防水スプレーの効果が継続してたという事もありました。
履く前に使用するようにすれば最も効果を発揮できるタイミングで履く事ができるので、使うタイミングで悩んでいる方は「靴を履く前日」に使うようにしましょう。
② 商品を購入して履き下ろす前
2つ目に使用するタイミングは『靴を新しく購入した時』です。
商品が新品の状態の時に防水スプレーを使用しておけば汚れが吸着しづらくなるので普段の手入れが簡単になるというメリットがあります。
定期的に防水スプレーを使用した靴と、全く使用していない靴とでは大きな差が出てきます。
靴を購入して最初に行う「プレメンテナンス」のタイミングで防水スプレーを使用しておきましょう。
防水スプレーの使い方
次に使い方について紹介します。
防水スプレーを使った手入れの手順は次の通りです。
- 靴の表面の汚れを落とす
- 靴クリーム等の栄養補給をする
- 防水スプレーをふきかける
- 乾燥させる
防水スプレーを使用する前にはしっかりと靴の表面の汚れ落としをして栄養補給等の手入れを完了させておきましょう。
今回は①汚れ落とし、②栄養補給の工程は省略して防水スプレーを使用する③と④の工程のみ紹介します。
防水スプレーを吸い込むと『肺炎』や『呼吸困難』の原因に繋がる可能性があり注意が促されています。
もちろん高圧ガスを使用しているスプレーが多いので火気も厳禁です。
不安な場合は屋内で使うのは控えよう!
①~②の靴の手入れの手順についてはこちらのブログで詳しく紹介しておりますので併せてご覧ください。
靴の表面に汚れが残っていると、防水スプレーの成分が汚れの方に浸透してしまうのでムラの原因になります。
スプレーを吹きかける
スプレーを使用する前に画像の様に履き口に新聞紙などを敷き詰めてマスキングを行いましょう。
マスキングは新聞紙やマスキングテープなどを使用して、狙った部分以外の所にスプレーが付着しないように覆い隠すテクニックの事です。
マスキングをする事で靴の内側のライニングなど、防水スプレーが不要な部分にかかるのを防ぐ事ができます。
靴の内側にかかっても特に悪影響もないので、気にならない方は省略してもOKです。
使用する時には容器をよく振ってから使用しましょう。
使う時にどうしてもやってしまいがちな失敗は『噴射液が確実に対象物に命中するようにスプレーを近づけて噴射してしまう』事です。
この方法で使用しちゃうとピンポイントで噴射液がかかって、液だれやシミの原因になっちゃうよ。
スプレーを使用する時は靴との距離を置いて噴射したミストで靴全体を包み込むように噴射させましょう。
30cmくらい離して使用するようにしましょう。
液垂れを防ぐコツとして『靴に向けてスプレーを噴射せず、靴から外した所で噴射させてからスプレーを靴に向ける』ようにしましょう。
スプレーを噴射した瞬間は水滴が一緒に出てきてしまう事があり、最初から靴に向けた状態で使用すると靴に水滴がかかってしまう可能性があります。
対策として最初は靴に向けずに噴射させ、その状態のまま靴に向けて使うと液垂れを防ぐ事ができます。
この吹きかけ方はヌバック用・スエードの補色剤を使用する際にも通じる考え方なので覚えておきましょう!
乾燥させる
全体に防水スプレーを噴きかけたらしばらく時間を置いて乾燥させましょう。
フッ素タイプの防水スプレーは使用したら即効果が出るわけではありません。
スプレーをしてから時間をおいて『フッ素樹脂』を馴染ませなければ、撥水効果を発揮する事ができません。
なので、外出する直前に雨が降っていたから防水スプレーを噴きかけて出かけるというのはNGです。
防水スプレーを使って雨の中で靴を使用してしまうと、繊維に染み込んだ雨水がフッ素樹脂によって閉じ込められてしまいシミのリスクを高める事になってしまいます。
(・・・結構、やっちゃってたかも)
スプレーを使用した直後は革の表面が水に濡れてしまった時の様に濃くなってしまいますが乾燥すれば元の色に戻るので心配はいりません。
靴用の防水スプレーのおすすめは?
防水スプレーを使用した方がいい理由やメリットやデメリットについて紹介してきました。
使った方がいいのは分かったけど、どんなスプレーにすればいいのか分からないよ~。
そんな方の為に「おすすめの防水スプレー」を3つに絞って紹介します。
防水スプレー選びに迷ったら参考にしてみて下さい。
- LOCTITE 防水スプレー
- コロンブス アメダス
- TAPIR 防水スプレー
LOCTITE 防水スプレー
私が普段愛用しているのはLOCTITE(ロックタイト)の防水スプレーです。
ロックタイトの防水スプレーをおすすめする理由は次の3点。
- 素材を気にしないフッ素タイプ
- 大容量の420ml
- 1,000円以下で購入できるコスパの良さ
通気性や風合いを損なわないフッ素タイプのスプレーなので、革靴だけではなく幅広い素材に使用する事ができるので1つ持っておくと非常に重宝します。
水だけじゃなくて油汚れや泥汚れも弾いてくれるから、防水対策だけでなく靴を綺麗に保ちたい人にもおすすめだよ。
ロックタイトの防水スプレーの一番の魅力はコスパの良さ。
他のブランドで400ml以上の防水スプレーは1,000円以上の物が多いのですが、ロックタイトの防水スプレーは600円程で購入する事ができます。
容量も420mlと大容量なので1度購入すれば長期で使用する事ができます。
使用頻度にもよりますが、自分の場合は1回購入したら半年以上は持ちます!
Amazonや楽天市場などのECサイトでも取り扱われているので、入手しやすいのも嬉しいポイントです。
欠点らしい欠点も無い素晴らしい商品なので、最初の防水スプレーにお悩みの方は是非試してみて下さい!
コロンブス アメダス
シューケアメーカーの老舗「コロンブス」から販売されている『アメダス』もおすすめです。
フッ素タイプのスプレーで通気性を損なわずにコーティングする事ができるので、本革や起毛革といった幅広い素材の革靴に使用する事ができます。
シューケアメーカーが靴専用に作った防水スプレーってだけでも信頼できる商品って事が分かるよね!
革靴だけでなく、ジャケットや傘、バッグや布地のスニーカーなど様々な物に使用する事ができます。
容量に関しても大容量なものからコンパクトなものまで420ml、180ml、60mlと3種類展開されているのもうれしいポイントです。
他にも菌の増殖を抑制する「抗菌タイプ」のスプレーも販売されています。
60mlでは約7足、420mlでは約50~60足分の靴に使用する事ができます。
TAPIR 防水スプレー
TAPIRはドイツで比較用品のメンテナンスグッズを展開しているメーカーの事です。
最大の特徴は『天然由来の成分のみを使用している』という点です。
- ラノリン
- 植物性ステアリン
- オレンジテレピン
- バルサムテレピンオイル
- アンモニア
- 水
『フッ素』や『シリコン』などの成分が含まれておらず、天然素材にこだわって作られています。
革に負担をかけない原料のみで構成されているので、他の防水スプレーとは一線を画した商品です!
他の防水スプレーと比べると値が張ってしまいますが、革に害のある成分を使いたくないという方は検討してみてはいかがでしょうか?
自分も実際に購入して使用した感想はこちらのブログで詳しく解説しておりますので、併せてチェックしてみて下さい。
>> TAPIR(タピール)防水スプレー!意外と知らない正しい使い方とは?
まとめ
- 靴に使用するならフッ素タイプがおすすめ
- 使用頻度によるが基本的には靴磨きのタイミングで行えばOK
- 屋外で使用する
防水スプレーを使用する事で革の天敵である水濡れから靴を守る事ができます。
しっかりとスプレーの種類、使い方、気をつけるポイントを理解して防水スプレーを使いこなしましょう。
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