【TAPIR(タピール)レーダーフレーゲ】使い方・注意点を徹底解説！

レビューまで読み飛ばしたい方はこちら♪

皮革に優しい天然由来の成分で作られたTAPIR(タピール)の『レーダーフレーゲ』。

しかし、普段使用しているシューケアグッズとの違いが分からず、商品の説明もどのような効果があるのか分かりづらいです。

レーダーフレーゲに興味があっても、購入を躊躇している方も多いのではないでしょうか？

今ブログでは、タピールの中でも人気が高い『レーダーフレーゲ』のレビューや使い方について徹底的に解説していきます。

天然由来の原料にこだわっているので革に負担の少ない物で手入れをしたいという方や綺麗な艶を出す事ができるので見た目に拘りたいという方におすすめしたい商品です！

画像付きで分かりやすく解説しますので是非、最後までご覧ください。

【画像付き】レーダーフレーゲを使った手入れ方法

ここでは、レーダーフレーゲを使用した手入れ方法を紹介します。

馬毛ブラシでブラッシング

馬毛ブラシで靴の表面に付着したホコリや塵、花粉などの汚れを払い落とします。

クリーナーで汚れ落とし

馬毛ブラシの次は、クリーナーで古い靴クリームやワックスを落としましょう。

液体タイプのクリーナーを使えば、靴内部に浸透した汚れも除去できるのでおすすめです。

レーダーフレーゲで栄養補給・艶出し

レーダーフレーゲは、しっかりと振ってから使用します。

長時間使っていないと、容器の中で成分が分離してしまい上澄み部分だけを使う事になります。そうするとレーダーフレーゲの実力をフルできません。

ローションタイプなので、布を指に巻き付けて全体に塗り広げましょう。

どのシューケアグッズでも言えますが、一度に使用する量は少量ずつが鉄則。

この位の量を目安にして下さい。

乾燥している靴に塗ってしまうとシミになる可能性があるので、カカトやサイドの部分など目立たない所から塗るようにしましょう。

問題が無かったら靴全体に塗り広げます。

塗っているとレーダーフレーゲの白っぽい水滴の跡が表面に残りますが、気にせず全体に塗り広げましょう。

布に付着したローションが少なくなると筋が残らなくなくなります。先程、白い跡が残っていた部分を含め、全体を拭き上げます。

水滴の筋が残り固まると見た目が悪くなります。

ここでのポイントは一か所を重点的に塗り込むのではなく、手早く全体に塗り広げる事。

１箇所だけ塗っているとローションがダマになりやすく白っぽくなってしまいます。塗りムラを防ぐ為にも全体に素早く塗り広げるようにすると失敗しにくくなります。

15分ほど乾燥させる

15分乾燥させます。

原料に含まれる「植物性テレピンオイル」は天然の溶剤。溶剤が表面に残った状態で拭きあげてしまうと、ワックスを溶かしてしまうのでうまく定着しません。

時間をおくと溶剤が揮発するので、その後に磨き上げるようにしましょう。

レーダーフレーゲのラベルにも、時間を時間をおくように書かれてます。

豚毛ブラシでブラッシング

次に豚毛ブラシでブラッシングをしていきます。

レーダーフレーゲは無色なので、靴の色に合った色のブラシを使用しましょう。

布で乾拭き

柔らかい布で全体を拭き上げます。

乾拭きは、必ず綺麗な面を使用して下さい。拭き上げていくうちに靴全体がうっすらと光沢に包まれていきます。

左側がレーダーフレーゲで手入れを行った靴、右側が手入れを行っていない靴です。

レーダーフレーゲを使用した靴の方が光沢が出ています。ギラっとした光沢ではなく、ほんのり優しい光沢に仕上がりました。

ローションタイプで塗り広げやすく、初心者の方でも扱いやすいシューケアグッズだと感じました。

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【TAPIR(タピール)レーダーフレーゲ】特徴＆レビュー

商品名	レーダーフレーゲ
メーカー	TAPIR(タピール)
内容量	100ml
金額 + tax	￥2,400
主成分	ミツロウ、シュガーケーンワックス、カルナバワックス ホホバオイル、植物性テレピンオイル 植物性ステアリン、アンモニア、水
種類	栄養補給 艶出し
カラー	なし

タピールはドイツの会社で、主に皮革用品のメンテナンス道具を製造するブランド。

タピールが多くの方から支持される理由が「使用されている原料は天然由来の物を使用し、皮革に優しい」というところ。

レーダーフレーゲに使用される原料も天然由来の成分のみで、有機溶剤等の石油系成分は一切使われてません。

ドイツ語でLEDERは『革』、PFLEGEは『ケア』を意味します。

商品名からも革の「革に栄養を与える乳液」という事が分かります。

レーダーフレーゲのレビュー

レーダーフレーゲを細かく見て行きます。

ガラス容器に入っており、高級感があります。部屋に置いておくだけでもインテリアとして活躍しそうです。

キャップをあけるとこんな感じです。柑橘類の香りが良いです。ワックスの臭いが苦手な方もこの匂いなら気にならないでしょう。

レーダーフレーゲを取り出してみました。

ドロッとした乳褐色の液体でした。使用する前には容器をしっかり振らないと成分が分離してしまうので注意しましょう。

伸びが良いので靴だけでなく、様々なレザーアイテムのお手入れに使えます。

レーダーフレーゲの原料

レーダーフレーゲの原料は、全て天然由来の成分が使われています。

情報開示を徹底しているのもTAPIRの良さです。企業秘密である分量以外は、使用している成分や目的、原産国などはタピールの公式ホームページで公開されています。

「ホホバオイル」や「植物性テレピンオイル」などで栄養の補給、「シュガーケーンワックス」や「カルナバワックス」で艶出しを行います。

「ミツロウ」や「カルナバワックス」は、靴クリームで最も人気の高い「クレム1925」でも採用されています。

【TAPIR(タピール)レーダーフレーゲ】メリット3選

ここではレーダーフレーゲのメリットを3つ紹介します。

栄養補給・艶出しが同時にできる

レーダーフレーゲを使えば、栄養補給と艶出しを同時にできます。

栄養補給と艶出しは別々の道具を使って手入れをしますが、レーダーフレーゲならこれらの作業を1つで終わらせられます。

効率良く作業ができるので、作業時間を短縮したい方にもおすすめです。

革に優しい成分で作られている

原料が天然由来の成分で作られており、革に優しい成分で作られています。

石油系の原料は革への負担が大きいので、こうしたものが使われていないレーダーフレーゲは、革靴への負担が少ないです。

液状で使いやすい

レーダーフレーゲは液状なので、非常に使いやすいです。

固形の靴クリームやワックスと比べると塗り広げやすく、ムラになりづらいです。

履きジワや細かい部分にもしっかりと浸透してくれるので、栄養補給の面に関してもおすすめです。

【TAPIR(タピール)レーダーフレーゲ】デメリット3選

次に、レーダーフレーゲのデメリットを3つ紹介します。

取扱店が少ない

レーダーフレーゲのデメリットは、取扱店が少なさ。

他のブランドの商品は、靴専門店の他に雑貨屋や量販店で売っているので目にする機会が多いです。タピールの商品は取扱店が限られているので、実物を見て購入するのが難しいです。

大手ECサイトで販売されているので購入には困りませんが、取扱店が少なく、実物を見れないのはデメリットと言えます。

つけすぎると白い跡が残る

レーダーフレーゲは、つけ過ぎに注意が必要です。

ローションはクリームと比較すると乾燥しやすく、つけ過ぎると表面で固まり白い跡が残ります。

塗った直後から少しずつ白く固まります。

少量だったら豚毛ブラシのブラッシングや、乾拭きである程度リカバリーできます。しかし、量が多いと一度レーダーフレーゲを全て落とさなければなりません。

つけすぎないように、少なめに少なめにお使いください。つけすぎた場合は、放置せずに拭き取るかブラシで落とすようにしてください。時間がたつと固まって取りづらくなることがあります。

引用：TAPIR JAPAN

他のシューケアグッズ以上につけ過ぎには気をつけましょう。

起毛素材の靴には使えない

レーダーフレーゲは、起毛素材を使用した靴には使えません。

起毛素材にレーダーフレーゲを使用してしまうと毛が全て寝てしまい、ヌバックやスエード特有の柔らかい印象が失われてしまいます。

表革以外の素材に使用するのを避けると共に、靴を購入した店舗で使用可能か確認しましょう。

【TAPIR(タピール)レーダーフレーゲ】よくある質問

ここでは、レーダーフレーゲに関してよくある質問をまとめました。

レーダーフレーゲってどんなタイミングで使えばいい？

レーダーフレーゲの目的は「栄養補給と艶出し」です。

普段の靴磨きで同じ役割を行うのは靴クリームなので、普段靴クリームを使用するタイミングでレーダーフレーゲを使用すればOKです。

つけたら靴全体が白っぽくなってしまった

レーダーフレーゲをつけ過ぎると、白っぽくなることがあります。

柔らかい布やブラシで磨くけばOKですが、固まってしまうと取れにくくなります。そうなってしまったら、クリーナーで一度レーダーフレーゲを拭き取りましょう。

保管方法はどうすればいい？

常温で保管します。

室温が低い時や、長期間使っていないと中の成分が固まることがあります。そうした時は温かい部屋で溶かして、よく振ってから使いましょう。

コードバンに使えるの？

レーダーフレーゲは問題なくコードバンにも使えます。

タピールってどんなブランド？

TAPIR(タピール)は、1983年ドイツにて創業者ボードー氏が設立した皮革ケアブランドのこと。

天然由来の成分のみで作られているワックスを見つけられず、友人たちと理想のワックスを作り始めたのが始まりと言われています。

最良のワックスを研究していくうちに「天然素材だけにこだわる事が皮革に最良のケアになる」という結論に辿り着き、天然由来のみで作られたシューケアグッズを開発しました。

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【まとめ】レーダーフレーゲは栄養補給＆艶出しができる便利アイテム

本記事では、レーダーフレーゲの使い方や注意点ついて紹介させて頂きました。

この１本で手入れをするだけで栄養補給をしつつ、適度に艶を出す事ができるので靴を短時間でメンテナスしたいという方におすすめです。

気になった方は、ぜひ試してみて下さい。