【レビュー】ブートブラックのシュークリーム!使い方&特徴を解説
シューケアグッズの定番ブランド「Boot Black(ブートブラック)」。
同ブランドの定番クリームである「ブートブラック シュークリーム」を実際に使ってみたので、レビューします。
同ブランドの「シルバーライン」のシュークリームとの違いについてもまとめましたので、靴クリーム選びに迷っている方は要チェックです!
Boot Black(ブートブラック)シュークリームの特徴
商品名 | ブートブラック シュークリーム |
ブランド(メーカー) | Boot Black(コロンブス) |
内容量 | 55g |
金額 + tax | ¥1200 |
主成分 | ろう、油脂、有機溶剤 |
種類 | 乳化性 |
カラー | 全44色 |
「ブートブラック シュークリーム」は、シューケアブランドの老舗メーカーの「コロンブス」が展開する大人気ブランド「ブートブラック」の定番靴クリーム。
「ブートブラック」の商品は、コロンブスに所属する靴磨きのプロ、”コロンブスシャイニスト”の意見を反映して作られています。
ブートブラックの商品は、蓋が黒色の「通常ライン」と、蓋が銀色の「シルバーライン」の2種類を販売!
通常ラインは原料やケアを重視したプロ仕様で、シルバーラインはコスパや使いやすさを重視した一般向けと紹介されています。
似た様な名前だけど、違いがあるんだね!
今回紹介する「ブートブラック シュークリーム」は、プロ仕様の靴クリームになります。とはいえ、通常ラインの方もとても扱いやすく、どちらを選んでも劇的な違いはありません。
よりこだわって手入れをしたいなら「通常ライン」、コスパを重視したいなら「シルバーライン」くらいの感覚で選べばOKです。
成分・原料
ブートブラックシュークリームの成分は次の通り。
- ろう
- 油脂
- 有機溶剤
公式から使われている原料の一部が公開されています。
- コラーゲン
- 植物性ホホバオイル
- モンタンワックス
革に馴染みやすいコラーゲンと、浸透性の高いホホバオイルを採用することで、革の奥までしっかりと栄養を補給。モンタンワックスは、強い艶を出せる高級天然ワックスで、きれいな光沢を長期間持続させられます。
カラーバリエーション
カラーは全部で44色展開されています。
定番カラーの他にも、「ネオピンク」や「ペパーミント」、「ゴールド」など、他のブランドでは取り扱われていないカラーが展開されているのが魅力です。赤や青、茶色など靴によって表情が異なるカラーは、たくさんのカラーが展開されており、どんな靴にも対応可能!
カラーバリエーションが豊富なのは嬉しいですね!
乳化性クリーム
ブートブラックシュークリームは、乳化性クリーム。
靴クリームは大きく分けて、水分を含む「乳化性クリーム」と、蝋分と油脂のみで構成された「油性クリーム」に分けられます。
乳化性クリームの方が、伸びが良く扱いやすいので初心者向け。油性クリームは、扱いが少し難しいものの、強い光沢を出せるので中~上級者向けとされています。
ブートブラックシュークリームは、使いやすさを重視したクリームってことだね♪
Boot Black(ブートブラック)シュークリームのレビュー
実際に「ブートブラック シュークリーム」がどんな靴クリームなのか、チェックしていきましょう!
蓋とラベルが黒を基調としたデザインなので、スタイリッシュでとてもかっこいい容器ですね。これを部屋に置いておくだけでも様になりそうです。
溶剤の臭いが結構キツイです。鼻を近づけてみると「ウッ・・・」となりました。
サフィールノワールの「クレム1925」や、同ブランドの「アーティストパレット」などの油性クリームと比べると、臭いが苦手という人も多いと思います。
固さに関しては、角が立つ程度の粘度がありました。
指先を靴クリームにつけると、少量付着するので、適度な固さがありながらも、油性クリームよりも扱いやすいことが分かります。
塗ってみると伸びも良く、とても扱いやすいと感じました。
少しの量で広い範囲に塗り広げられたので、初心者の人にもおすすめできるクリームですね♪
Boot Black(ブートブラック)シュークリームの使い方
ブートブラックシュークリームの使い方を紹介します。
公式で公開されている方法で手入れするよ!
手入れに使う靴は、Parabootのシャンボードです。
つま先部分がカサついていて白っぽくなっています。
この靴がどの程度綺麗になるのか、チェックしてみましょう!
靴クリームを布に少量とり、靴全体に塗り広げます。
1度に取る量は、コーヒー豆1粒分でOK!
塗り広げると、靴クリームに含まれる蝋分で靴全体が白っぽい膜で覆われます。
靴全体が膜で覆われたら、STEP2に進みましょう!
柔らかい布で靴全体を磨きます。
固い布や、表面がゴワゴワしている布を使うと、表面に傷をつけてしまうので、「ネル生地」などの柔らかい布を使いましょう。磨くというよりも、STEP1で靴クリームを塗った時の膜を拭き取るくらいの感覚でOK!
全体を拭き取っているうちに徐々に薄っすらと光沢が出てきます。
全体の膜を拭き取れば、手入れ完了です。
こちらが靴クリームを塗り終わった靴です。
靴クリームをのみで仕上げましたが、靴全体に綺麗な艶が出ており、綺麗に仕上がりました。
つま先部分のかさつきもなくなり、しっとりとした見た目に仕上がりました。
この後、ワックスを塗って更に光沢を出せますが、この仕上がりでも充分ですね。
今回は靴クリームの使い方のみ紹介しました。靴クリームを塗る前の汚れ落としや、塗った後のワックスの仕上げの工程についてはこちらのブログで詳しく解説しておりますので、併せてチェックしてみて下さい。
Boot Black(ブートブラック)シュークリーム |通常ラインとシルバーラインの違い
ブートブラックから発売されている「通常ライン」と「シルバーライン」の違いをまとめてみました。
通常ライン | シルバーライン | |
容量 | 55g | 55g |
金額 + tax | ¥1200 | ¥900 |
成分 | ろう、油脂、有機溶剤 | ろう、油脂、有機溶剤 |
種類 | 乳化性 | 乳化性 |
カラー | 全44色 | 全48色 |
価格とカラーバリエーションが少し違うだけで、ほとんど違いはありません。
公式が公開している原料についても比較してみましょう。
使われている原料は、通常ラインとシルバーラインで全く違いますね。全ての原料が公開されていないので比較はできませんが、仕上がりや使いやすさに差が出てきそうです。
実際に2つを塗り比べてみました。
どちらも綺麗に仕上がりました。プロの職人レベルになると違いが分かるのかもしれませんが、定期的にお手入れをするくらいならどちらのクリームを選んでも問題ありません。
品質重視なら「通常ライン」、コスパ重視なら「シルバーライン」を選ぼう!
通常ラインとシルバーラインの違いについては、こちらのブログで分かりやすくまとめましたので、併せてチェックしてみて下さい。
【まとめ】
本記事では、ブートブラックのシュークリームのレビュー&使い方と特徴を解説しました。
とても使いやすく、簡単に艶がでるので、初心者から上級者までどなたが使っても満足できる靴クリームだと感じました。
カラーバリエーションも豊富で、自分の靴に合う色が揃えられるのも嬉しいですね!
靴クリーム選びに迷っている方は、参考にして下さい。
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