【サフィールノワール】クレム1925はどんなクリーム?メリットとデメリットを解説

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アイキャッチ画像 クレム1925のメリットとデメリット

靴クリームの定番と言われる、サフィールノワールの「クレム1925」。

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でも、他のクリームとの違いが分からなかったり、どんな特徴があるのか気になりますよね?

本記事では、サフィールノワール「クレム1925」のメリットとデメリットを詳しく紹介します。

クレム1925を購入するか悩んでいる人は、参考にして下さい。

目次

クレム1925のメリット3選

クレム1925のメリットを3つ紹介します。

クレム1925がどんなクリームなのかを分かりやすく解説します!

ワックスを使ったような仕上がり【艶&光沢】

整頓して並んでいる色違いの革靴

クレム1925は、油性クリーム。

油性クリームは蝋と油脂が多く含まれていて、ワックスに近い成分で構成されています。ワックスを使って手入れをしなくても、クレム1925だけで簡単に綺麗な艶を出せます。

ヒマ吉
ヒマ吉

クリームだけで艶が出てピカピカになるんだ!これだけでOKなんて助かるね!

クレム1925を塗って、豚毛ブラシでブラッシングを行えばOKなので、次のような人にもおすすめです。

  • 靴磨きに時間をかけたくない方
  • 靴磨きに不慣れな方
  • 自然な光沢感を求める方

クリームの伸びの良さ

一般的な油性クリームは、水分を含まないので、乳化性クリームと比較するとクリームの伸びが悪く扱いづらいです。

しかし、クレム1925は油性クリームでありながら、乳化性クリームのように伸びが良く、扱いやすいのが特徴!

シアバターを配合することで伸びが良くなり、塗りムラが出来にくく、全体に満遍なく塗り広げる事が出来ます。

トシ
トシ

初心者の方にも使いやすいクリームと言えますね!

シアバターは体温で溶けるので、指で直接塗れば、更に伸びが良くなり塗りやすくなります。

補色力が高い(顔料ベース)

靴クリームは『顔料』と『染料』の2種類があり、クレム1925は着色力の高い『顔料』をベースにした靴クリームになります。

顔料とは?
顔料の着色の仕方をまとめた図

顔料は、塗料、インク、プラスチック、化粧品などに色を付けるために使用される粉末状の物質。顔料は発色の良さや、持続性の高さから様々な物の色付けに使われています。

> 染料と顔料の違いは?革靴用クリームの特徴や注意点を徹底解説!

トシ
トシ

顔料ベースの靴クリームには次のような特徴があります。

顔料ベースのクリームの特徴
  • 色の発色が良い
  • 補色力が高い
  • 簡単に落とせる

顔料ベースの靴クリームは、革の表面に粒子が乗ります。靴クリームの色をキレイに表現でき、傷や色落ちした部分が目立たなくなります。

染料と違って、表面のクリームを落とせばOKなので、比較的に簡単に色を落とせます。

クレム1925のスゴイところが、顔料と染料のいいとこ取りをしている点。

本来なら顔料は、粒子が大きいので革の表面に残りますが、クレム1925は「染料に近い粒子の細かい顔料」が使用されています。顔料の色の発色の良さはそのまま、染料のように革の表情を残しながら補色できます。

ヒマ吉
ヒマ吉

要するにめっちゃいいクリームってことだね♪

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クレム1925のデメリット3選

クレム1925のデメリットを3つに絞って紹介します。

すぐにトラブルにつながることはありませんが、こうした特徴があることを頭に入れておきましょう!

水分補給ができない

クレム1925は、油分や蝋分が多く含まれている油性クリームです。

きれいな艶を出せる反面、水分がほとんど含まれていないので、クレム1925だけでは水分補給ができません。革製品のメンテナンスは、油分だけでなく水分の補給も必要なので、最悪ひび割れ等の靴トラブルに直結します。

ヒマ吉
ヒマ吉

油性のクリームだけだと、こういう事もあるんだね!

そこでおすすめしたいのが「デリケートクリーム」と組み合わせる方法です。

デリケートクリームは、油性クリームと真逆に油分や蝋分をほとんど含まない水分の補給に特化したクリームです。油性クリームでは補給しきれない潤いを補給できるので、とても相性がいいです

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価格が高い

お金

クレム1925は、定番の乳化性クリームと比べると、価格が高めです。

クレム1925BBクリーム
靴クリーム クレム1925の写真boot blackの靴クリームの写真
種類油性クリーム乳化性クリーム
金額【税込】
(1gあたり)
2500円
(約33円)
900円
(約16円)
容量75g55g
URLAmazonAmazon

1gあたりの金額で比較してみると、価格が近く違いますね。プロも認める靴クリームですが、価格の高さがデメリットとして挙げられます。

クリーナーで落としにくい

ガラスレザーの革靴をクリーナーで汚れ落とし

クレム1925は、油分が多くワックスの成分が多い「油性」の靴クリームです。

油性クリームは、乳化性クリームよりも艶が出やすい代わりに、クリーナーの性能によっては落としづらいです。

トシ
トシ

スティンリムーバーのような革への負担が少ないクリーナーなど!

クレム1925のような蝋分の多い靴クリームを使うなら、油性の汚れに強いクリーナーを使いましょう。

おすすめしたいのが「ツーフェイスプラスローション」。

ツーフェイスプラスローションは、液体のクリーナーで水性の汚れだけではなく、油性の汚れも落すことができるハイブリッドタイプのクリーナー。

鏡面磨きのような厚塗りしたワックスを落とすのは難しいですが、油性クリームの汚れ落としに最適です。

クレム1925ってどんな靴クリーム?

クレム1925は、フランスの老舗「Avel(アベル)社」から販売されている靴クリーム。

Avel社はレザー製品やアンティークなどのケア用品を販売している、世界的にも有名なメーカーで、多くの靴磨き職人からも愛されています。

2019年に開催された靴磨き世界チャンピオン決定戦『Shoeshining Champion of Champions2019』大会のファイナリスト6人全員が勝負クリームとして選んだ事でも有名です。

ショッピングサイトでも高評価を獲得しており、幅広い革靴愛好家からも支持されていることが分かりますね。

【まとめ】クレム1925は初心者から上級者までおすすめの靴クリーム

本記事では、サフィールノワール「クレム1925」のメリットとデメリットを詳しく紹介しました。

クレム1925は簡単に綺麗に仕上げられるので、靴のお手入れが楽しくなる靴クリームです。

コスト面がちょっと気になりますが、気になった人は是非、試してみて下さい。

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