革靴は雨の日に履ける?濡れた時の対処法と水濡れ対策を解説
- 革靴って雨の日に履かないほうがいいの?
- シミになっちゃった時の対処法は?
- 水濡れの対策方法を教えて!
「革靴は水濡れに弱い」、「革靴は雨の日に履かない方がいい」などこの様な話を聞いたことはありませんか?
本革の靴は高額な物が多いので、この話が本当なら水濡れは避けたいところ。
でも、どうしても雨の中に履かなければならない時や、急な雨に降られて濡れてしまうこともあります。
こんな時は不安になりますよね?
結論から申し上げると革靴は水に濡れてしまっても、正しい方法で処置をすれば問題ありません。
濡れてしまった靴の手入れ方法
水濡れによる靴トラブル&対処法
水濡れ対策4選
革靴は水に濡れてしまうことが悪い訳ではなく、濡れた状態の靴をそのまま放置してしまうことが問題です。
図解付きで分かりやすく解説しますので、是非最後までご覧下さい。
革靴は水濡れに弱い?
革靴は水濡れに弱いと言われています。
その理由は大きく分けて次の3つが考えられます。
順番に解説していきます。
革が固くなる
1つ目の理由が水に濡れてしまうと、革が固くなってしまうということ。
革は水を含むと一旦は柔らかくなりますが、水分が抜けると徐々に固くなっていきます。
これは革に浸透した水分が蒸発する時に、水分と一緒に靴クリーム等で補充した栄養も抜けてしまうのが原因です。
栄養分が抜けてしまうと革の柔軟性が失われて伸びが悪くなり、革が固くなってしまいます。
革が固くなるとどうなっちゃうの!?
革が固くなると履き心地が悪くなり最悪の場合、履きジワ部分など革が伸び縮みする部分がひび割れてしまいます。
反りの良さ、歩きやすさが求められるのが革靴なので、革が固くなってしまうことは大きなデメリットとして考えられます。
靴トラブルに繋がる
2つ目の理由が水濡れが原因で、靴トラブルに繋がってしまうこと。
革靴は水に濡れてしまうと次のような症状が出てしまうことがあります。
- ひび割れ
- カビ
- クレーター
- 銀浮き
- シミ
- 塩吹き
革靴が水に濡れてしまうとこうした靴トラブルの原因に繋がるので、雨の日の使用は避けるべきという意見が根強いのだと考えられます。
それぞれの症状については後ほど詳しく解説します!
縫い目・接着剤の劣化
3つ目の理由が縫い目部分や、接着剤でくっつけた部分が劣化してしまうこと。
革靴は製造の工程で様々なパーツを縫い合わせたり、接着剤などでパーツ同士をくっつけます。
こうした部分に水が染み込んでしまうと、ウェルト(縫い糸)や縫い目、接着剤の劣化に繋がってしまいます。
特に問題なさそうな気がするけど・・・
革靴の手入れを行う際に、ウェルト部分に水分を含ませるのは避けるように紹介されています。
接着剤でくっつけた部分も、水濡れによって革が変形してしまい接着面が剥がれてしまう可能性があります。
接着面の革は剥がれる時に接着剤と一緒に剥がれてしまい、修理できない場合があります。
接着剤を使用している部分にも注意しましょう。
水に濡れてしまった時の対処
靴が濡れちゃったよ〜。
どうしよう・・・。
革靴が濡れてしまっても、その後にきちんと正しい方法で手入れを行えば問題はありません。
手順は簡単3ステップです!
順番に解説していきます。
汚れを拭き取る
革が濡れてしまったら、まず最初に汚れを拭き取りましょう。
雨や泥に含まれる不純物が革の付着しているとシミの原因になります。
きつく絞ったタオルを使います。
この時、雨ジミにムラがある時には布に水を含ませて、靴全体が均等に湿るように水を染み込ませます。
逆効果に思えますが、乾燥時の靴トラブルを予防することができるのでおすすめです。
水を含ませる時も一度に大量の水をつけるのではなく、少量ずつ水をつけるようにしましょう。
特にステッチ部分は要注意!
革靴に水を使わないに越したことはないので、水のつけ過ぎには注意しましょう。
こちらの動画が参考になるのでチェックしてみて下さい。
乾燥させる
汚れを落としたら次は革靴を乾燥させます。
ここでのポイントはゆっくり時間をかけて乾かすこと。
急激な乾燥は革の負担になります!
また、水分を含んでいる革は柔らかくなっていて型崩れが起きやすくなっています。
その点も意識して乾かしていきましょう。
新聞紙を丸めて靴の中に入れると型崩れを防ぎながら、靴内部の水分を吸い取ってくれるので効率良く靴を乾燥させることができます。
新聞紙が湿ってきたらこまめに新しい物に交換しましょう。
レザーソールの場合は壁に立てかけて置いておきましょう。
こうしておくと靴底全体が空気に触れるので、短時間で乾燥させることができます。
シリカゲルのような乾燥剤もおすすめです!
乾燥させる時には直射日光や空気がこもる場所は避けて、風通しの良いところで陰干しをします。
靴の中に入れた新聞紙が湿らなくなったら、シューキーパーを入れましょう。
シューキーパーを入れることで足の形に革を伸ばしてくれるので、新聞紙よりも型崩れを防げます。
木製とプラスチック製のものがありますが、どちらでもOK。
木製の方が調湿効果があるので、予算に余裕があれば木製がおすすめです!
タオル等で汚れを拭き取った後は、クリーナーを使って靴内部に浸透した汚れを除去します。
液体クリーナーはM.モゥブレィの『スティンリムーバー』がおすすめです。
スティンリムーバーは革に染み込んでいる不純物も、表面に浮かびあげて除去することができます。
濡れていた革が乾燥すると染み込んでいた水分と一緒に、塩分などの不純物も表面に出てきてしまいます。
液体クリーナーで汚れを落としておくと、塩吹き等の靴トラブルを予防することができます。
この一手間が大事です!
水分を大量に含ませる事になるので、しっかりと時間をかけて乾燥させて下さい。
栄養補給
靴がしっかりと乾いたら最後に栄養補給を行います。
乾燥させた靴は革から水分と栄養分が抜けてしまっているので、お手入れを行う場合は最新の注意を払いましょう。
クリームの成分が浸透しやすく、シミになりやすいです!
特に油分が多いクリームは浸透するスピードが早く、靴トラブルに繋がりやすいので極力避けるようにしましょう。
水分量の多い「デリケートクリーム」を使えばゆっくりと革に浸透してくれるので、これらのリスクを防ぐことができるのでおすすめです。
乾燥している革靴のお手入れの手順は次の通り。
- レザーソールクリーム ※革底のみ
- 馬毛ブラシでブラッシング
- クリーナーで汚れ落とし
- デリケートクリーム
詳しい手順についてはこちらのブログをご覧下さい。
水濡れが原因の靴トラブルと対処法
ここでは水濡れが原因で起こる靴トラブルをまとめてみました。
順番に解説します。
革の表面がひび割れる【クラック】
ひび割れは革の中の栄養(主に油脂)が少なくなることで起こります。
ひび割れのことを「クラック」と言います!
革内部の栄養分は時間の経過や、普段使いの中で少しづつ抜けてなくなっていきます。
靴クリームなどで定期的に栄養(脂肪分)を補給してあげましょう。
だから靴磨きは大事なんだね!
栄養が抜けた状態の革は柔軟性が失われてしまい、革が固くなってしまいます。
その状態で履いてしまうと元々ダメージの多い履きジワ部分が負担に耐えられず、ひび割れてしまうことがあります。
最悪の場合、裂けてしまうことも・・・。
ひび割れを防ぐために、定期的に靴クリームを塗って栄養を補給してあげましょう。
靴磨きの頻度に関しては使用頻度によって様々な意見がありますが、最低でも10回履いたら1回お手入れを行えばOKです。
また直射日光も革靴にとっては負担になってしまうので、そういった場所は避けて保管するようにしましょう。
- 定期的に靴クリームを使う
- 直射日光を避ける
- 水に濡れた後は手入れをするまで履かない
靴の内側・外側が白くなる【カビ】
カビは「湿気」「温かい気温」「栄養分」の3つの条件が揃うと発生します。
革靴の表面には古くなった靴クリームやチリやホコリなどの汚れ、古い角質などカビの栄養となるものが沢山あります。
革に含まれる油分が酸化してしまい、カビが発生することも!
- 湿度が高い
- 通気性が悪い
- 陽当たりが悪い
この条件に当てはまる場所はカビが発生しやすいので、保管をする際には注意しましょう。
靴箱の中なんて条件がぴったりだね・・・。
梅雨の時期だけでなく日本はもともと高温多湿の気候なので、カビが発生しやすい条件が揃っています。
表面に付着しているカビはブラッシングやクリーナーで簡単に落とせますが、革の内部にも繁殖してしまうのがカビの厄介なところ。
一度根を張ってしまったカビは、クリーナー等を使っても完璧に除去するのは難しいので発見した場合は早めに対処しましょう!
カビが生えてしまった場合の手入れ方法は次の通り。
- 馬毛ブラシ・布などでカビを拭き取る
- カビ用スプレーを吹きかける
- 乾燥させる
カビ用スプレーはコロンブスの「カビ用ミスト プラチナ」がおすすめです。
カビ用のスプレーは必ず革製品に対応した商品を選んでください。
浴槽用などのカビ用のスプレーは強い成分が含まれているので、革に使用すると色落ちや変色など取り返しのつかないことになってしまいます。
お手入れ方法はこちらの動画で分かりやすく解説されているので、チェックしてみて下さい。
このお手入れを行ってもカビが生えてしまう場合は、カビの根がしっかりと根付いている可能性が高いです。
カビがひどい場合は無理をせずに、プロのクリーニング業者の力を借りるのがおすすめです。
- 通気性の良い場所で保管する
- 防カビスプレーで手入れをする
- 靴の専門店に依頼する
靴がボコボコ【クレーター・銀浮き】
クレーターは革靴が雨に濡れてしまった靴が、乾燥する過程で起きてしまい表面がボコボコになってしまいます。
時間が経過して水分が抜けてくるとその状態のまま革が固くなり、細かな凹凸が表面に残ってしまいクレーターの原因に。
なんでこんなことになっちゃうの!?
革靴が水で濡れてしまった場合、付着した水分の量や革の状態によって浸透する水分量が異なります。
クレーターを防ぐ方法としては、乾燥する前に靴全体を均等に湿らせておく方法が挙げられます。
革全体を均等に湿らせておけば水分量の違いによる凹凸がなくなるので、クレーターの防止に。
もし表面に凹凸が出来てしまっても濡らしたティッシュをのせて、時間をおけば元の状態に戻せます。
比較的簡単に対処できる靴トラブルです。
- 乾燥する前に靴を均等に湿らせる
- 濡らしたティッシュをのせて乾燥させる。
革の色にムラ【シミ】
革靴の靴トラブルで代表的なものが「シミ」です。
シミができる原因としては次のようなものが挙げられます。
- 油・水分・汚れの浸透
- 紫外線
表面に付着した油分や水分などが浸透した時に、革に含まれている染料などの成分を一緒に動かしてしまうことが原因です。
色が薄い靴は特に目立ちやすいよね!
また、紫外線も革へのダメージが大きくシミや色ムラの原因になってしまいます。
革靴のお手入れや保管の際にはこれらの事に注意が必要です。
水濡れによるシミは簡単にケアできるので安心して下さい!
水濡れによるシミは染料が動いてしまったことが原因なので、もう一度靴に水分を染み込ませて染料を動かしてあげましょう。
水を含ませきつく絞った布で、シミが出来ている部分を軽く拭きます。
乾燥させてみてシミが目立たなくなったら成功です。
まだシミが目立つようならこの工程を何度も繰り返して、シミが目立たなくなるまで繰り返します。
回数を重ねて仕上げるのが綺麗に仕上げるポイント!
この方法で汚れが落ちない場合はシミが水性でなく、油性の汚れが原因の可能性が。
その場合は油性汚れも効果のあるクリーナーを使うことで対処できます。
油性汚れの種類によっても効果の有無が変わるので、水性汚れよりも難易度は上がります。
不安な場合は専門店でお願いしちゃおう!
白い粉が付着【塩吹き(スピュー)】
「塩浮き」や「スピュー」とも呼ばれます。
革に染み込んでいた塩分が水に濡れたことで、表面に浮き出てしまう現象のこと。
靴の中に塩なんて含まれているの?
意外だと思う方も多いですが、革靴は様々なものから塩分を吸収しています。
- 鞣し
- 汗
革を加工する工程に鞣し(なめし)と呼ばれる工程があります。
鞣し(なめし)とは動物の『皮』に含まれるタンパク質を除去して革を作る作業のこと。
鞣しの方法には「タンニン鞣し」、「クロム鞣し」などがあり革の柔軟性や耐水性が良くなります。
鞣しの工程の中で塩水に漬ける工程があり、革の内側にも塩分が残っていると考えられます。
人の汗の中にも塩分が含まれているので、汗を吸収している革靴は私たちが想像している以上に塩分が含まれています。
塩吹きは見た目も悪くなるので早めに対処してしまいましょう!
表面に付着した塩分は濡らした布で拭き取れば簡単に除去することができますが、革の内側に塩分が残っているとまた水に濡れた時に表面に出てきてしまいます。
内側に染み込んでいる塩分を除去する場合は、『液体クリーナー』がおすすめです。
革の内側に浸透して汚れを表面に浮かべて除去できる、『スティンリムーバー』がおすすめ。
液体クリーナーで内側に残った塩分を除去しておけば、水拭きするだけの場合と比べて塩吹きが再発しにくくなります。
クリーナーを使った後は栄養補給を忘れずに!
この方法でも再度塩分が浮き出る場合は水に漬けて、内部の塩分をしっかりと除去しましょう。
この時に「雨ジミ」「塩吹き」にも効果がある革用石鹸を使っておくと、汚れをしっかり落とせるのでより効果を期待できます。
- 液体クリーナーで塩を拭き取る
- 靴を丸洗いする
濡れた革靴を急激に乾かすのはNG
革靴を乾燥させる時に熱を加えて乾燥させることは避けるようにしましょう。
急激に乾燥させてしまったり温度が高かったりすると革が縮んでしまい、ひび割れや型崩れ、革の劣化の原因になります。
特にドライヤーの使用は避けてください。
同じ理由で天日干しをして靴を乾かすことも注意が必要です。
太陽光に含まれている紫外線の影響で革の劣化や、色褪せやひび割れに繋がってしまいます。
紫外線によって靴に含まれている成分が酸化反応によって革が変色したり、傷んだりすることも。
直射日光は革への負担が大きいんだね・・・。
革靴を乾燥させる時は、時間をかけてゆっくりと自然乾燥させるようにしましょう。
汚れ落としまで完了したら直射日光は避け、風通しがいいところで『陰干し』するのがおすすめです。
扇風機などで直接風を当てた方が乾燥するスピードは早まりますが、その分革への負担が大きくなるので極力自然に乾燥させるようにしましょう。
とにかく焦らずに乾かす事が重要です!
「靴が1足しかない」「明日どうしても履いていかなければいけない」という方は、上記の方法は避けて革靴専用の乾燥機を使用するようにしましょう。
革靴のようなデリケートな素材の靴にも負担がかからないように設計されているので、乾燥に時間をかけたくないという方は検討してみて下さい。
雨・水濡れ対策4選
ここまでで革靴が水濡れに弱いことがお分かり頂けたと思います。
次に革靴を水濡れから守るためには、どうすればいいのか対策について紹介します。
順番に解説していきます。
ワックス
1つ目に紹介するのが靴の仕上げ用に使用する「ワックス」です。
ワックスは「蝋(ろう)」「油脂」「有機溶剤」から作られていて、靴の表面をコーティングする働きがあります。
ワックスを靴の表面に塗っておけば水を弾いてくれるので、水濡れを対策することができます。
傷をつけてしまっても、ワックスの層が受け止めてくれて革の表面は無傷ということも。
ワックスにはこれらの他にも、革靴に艶を出す役割があります。
機能性だけでなく見た目の美しさも重視される革靴にぴったりのアイテムと言えます。
注意点としては完全に水の侵入を防げないこと。
ワックスを塗った部分は水濡れに強くなりますが、靴全体に塗るのはあまりおすすめしません。
ワックスを塗った方が綺麗になりそうだけど・・・
ワックスを履きジワなど折れ曲がる部分に塗ってしまうと、履いているうちにワックスが割れてしまい細かい粒子になって靴の表面に付着し見た目が悪くなります。
なので、ワックスは完全に水を防ぐというよりも、艶を出しつつちょっとした水濡れ対策くらいに考えておきましょう。
ワックスのメリット | ワックスのデメリット |
水を弾く 傷から靴を守る 艶が出て見た目がよくなる | 完全防水はできない 履きジワ部分が割れる |
防水スプレー
防水対策として「防水スプレー」をイメージする方も多いのではないでしょうか?
防水スプレーを革靴に吹きかけておくと靴の表面をコーティングしてくれます。
水だけでなく汚れも弾いてくれるので、新品の靴に防水スプレーを吹きかけておくと綺麗な状態をキープすることができます。
スプレーするだけなので手入れも簡単です!
履きジワや縫い目部分にも使うことができるので、ワックスと異なり靴全体をコーティングすることができます。
じゃあ防水スプレー一択だね!
ただ、防水スプレーにもデメリットがあります。
- ムラになりやすい
- 効果が長続きしない
防水スプレーは細かいミストを噴射するので、均等にスプレーをかけるのが難しいです。
慣れていないとムラになってしまいます。
表面に細かい水滴が付着するので乾燥すると、細かい水垢のようなものが靴全体を覆ってしまうのでせっかく綺麗に仕上げた靴が台無しに。
起毛素材など目立ちやすい素材なら問題ありませんが、本革の靴にはあまりおすすめしません。
また防水スプレーの効果もメーカーによって説明は異なりますが、1日で効果が切れる事もあるようです。
防水スプレーのメリット | ワックスのデメリット |
水・汚れを弾く 細かい部分にも使える | ムラになりやすい 効果が長続きしない |
雨用靴
革靴に使われる素材の中には、革の種類によって防水性が高いものがあります。
具体的には次のような素材が挙げられます。
- ガラスレザー・エナメル
- 合皮・加工革
- 起毛素材 (スエード・ヌバック)
- オイルドレザー
特に「ガラスレザー」や「合皮」は本革と比べて価格も安く、雨用の靴として人気があります。
防水性の高さだけでなく「ラバーソール」など、グリップ力が高い滑りにくいソールを採用した靴を選べば、より雨の日に安心して履くことができます。
レインシューズカバー
「レインシューズカバー」は靴を丸ごと覆ってしまうカバーのことです。
短靴用の物が多いですが、どんなデザインの靴にも対応できる点が大きな魅力。
履き口以外は水の侵入経路はなく、着脱式なので鞄の中に忍ばせておけば急な雨に降られた時でも安心です。
コンパクトに収納できます!
デメリットとしては非常に滑りやすくなってしまうことと、長時間の使用には不向きということが挙げられます。
大理石やマンホールの上、濡れた路面などは非常に滑りやすくなるので注意が必要に。
また耐久性や摩耗性に優れているとは言えないので、長時間の使用は不向きです。
緊急時に使うイメージだね。
困ったらプロの力を借りよう
自分でやってみたけど、綺麗にならなかったよ~。
自分で手入れをしてみて症状が治らない場合は無理をせず、プロの力を借りるのがおすすめです。
無理をして直そうとすると逆に症状を悪化させてしまう恐れがあります。
特にカビやシミなどの靴トラブルは市販されている道具では除去しきれなかったり、高い技術力が必要になることも。
私のおすすめは『Kutoon Wash』です!
Kutoon Washは靴のクリーニング専用の宅配サービス。
自宅に集荷を依頼することができ、価格も同種サービスの中で最安クラスに価格が設定されています。
同業者から靴のクリーニングを依頼されるなど、技術力の高さも折り紙付きです。
最短4日で受け取り可能!
私も利用しましたが、カビの臭いが綺麗になくなりました!
まとめ
今回は革靴が雨に濡れた時の靴トラブルや、対処法について紹介させて頂きました。
まとめると次の通り。
- 革靴が水に濡れるのは問題ないけど、そのまま放置するのはNG
- 正しい手順で手入れをすれば元通りになる
- 靴トラブルは大きく分けて5種類
- 対策は大きく分けて4種類
- 直せない場合はプロの力を借りる
以上、このブログが参考になれば幸いです。
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